好きなら回る

クレープへの愛情は一貫性がある

 

「どうですか調子は」

 

「久しぶりですね」

「まぁボチボチですよ」

「そちらはどうですか」

 

「ボチボチより下かなぁ……ベチベチくらい?」

 

「よく分かりませんけども」

「なんで調子よくないんですか?」

 

「なんか暇じゃんこの時期って」

「暇だとなんか悪いことしてるみたいで罪悪感あって調子悪くなるんだよ」

 

「あぁ俺ら罪悪感嫌いだもんね」

 

「そうそう」

「罪悪感をできるだけ感じずに生きたいですよ」

 

「でも罪悪感ってそんな頻繁に感じる?」

 

「感じますよ」

 

「例えば?」

 

「例えばねぇ、悪口言った時とかね」

 

「あーなるほど、あるね」

 

「まぁできるだけ言わないようにはしてるけどさ、人間じゃん。たま~~に悪口出たりするじゃん」

「そん時に『ごめんよぉ~』ってなる」

 

「ほんと悪口って良いことひとつもないもんね」

 

「言わないほうがいいですね」

 

「まぁ難しいけどね」

 

「永遠の課題です」

 

「そうですね」

「どうですか会話して気は晴れましたか」

 

「いえ、特に」

 

「ストレス解消とかされたり」

 

「いえ、ストレスは溜まったままですね……」

 

「えぇ……」

「すごい悲しいこと言ってくる……」

 

「うそうそw」

「明日からも頑張れます」

 

「うん……そうしようよぉ」

 

「明日はデザートが食べたいですね」

ホイップクリーム系がいいです」

 

「オッケー、じゃあそれ買いに行きましょう」

 

「やったあああああ!」

「楽しみだああ!」

「Foooooooo!」

 

「……デザートはすごいなぁ。」

 

 

☆ホイップもすごいぞ…‼