さくらんぼって桜となんか関係あったりしますか?
しりとりの可能性
「いや~」
「ちょっともう今日はいろんなことがあったんでもう話すことはないですね」
「え?どういうこと?」
「いろんなことあったの?」
「はい」
「なによ~」
「なんでよ話してよ~」
「まず勉強会やりまして」
「おういいじゃん」
「そのまま流れるように焼肉の会がありまして」
「おーう」
「でそのあと公園で駄弁ってましたねぇ」
「おう~」
「……。」
「え?終わっちゃったよ!」
「終わっちゃったの!?」
「まぁ終わりですけど、全部濃かったんでそれを全部話すと大変だよっていう」
「あぁそういうこと~」
「ちょっと全部は話さなくていいから教えてよ」
「あぁ~したら、一個面白かったやつで」
「焼肉終ったあとで公園で駄弁ってた時の話なんだけど」
「ふんふん」
「そん時三人で話してたんだけど、後から二人来ることになって」
「うん」
「そこでさゲームしようってなって」
「うん。どんな」
「今いる三人は後から来る二人に対して、必ずしりとりのルールで会話しなきゃいけないっていうゲーム」
「え~むずくない?」
「めちゃめちゃムズイよ」
「話す順番とか時計回りで決めてて、話は前の人の終わりの言葉から始めなきゃいけないんだけど」
「話しかけられてても話す順番じゃなかったら答えられないのね」
「そうなるのね」
「そういうのとかで『なんか変じゃね』的な感じで気づかれたら、現在のターンの人の負けっていうルール」
「ほー」
「ルール長くてよく分かんねえわ」
「ちくしょう」
「まぁとにかく俺らは後から参戦の二人とはしりとりでしか会話できないのよ」
「はいはい」
「したらさ案外どうにかできちゃってさww」
「えぇ!そういうものかね」
「しりとり組の一人が笑ってもうできないって降参しても参戦二人組はなにがなんだかわからない感じでさ」
「へー成り立つんだ」
「そうなのよ」
「まぁ若干の違和感はあったみたいだけど」
「まぁ気づかないものだよね」
「だってこのブログも『しりとり』になってるのに皆さん気づかなかったもんね!」
「いやなってないよ」
「うん、なってないね」
「調子乗りましたごめんなさい」
「今日は楽しい一日でしたね」
「そいつぁよかったです」