スーツ姿楽しみです
郷愁ラーメン
「駅のホームにさラーメン屋とか立ち食いそば屋みたいなのあるじゃん」
「うん」
「電車で旅とかしてると入ったりするよね」
「うん」
「今日めっちゃ腹減っちゃってさ、でも雨降ってたから寄り道して食べ物屋さん入るのめんどくさかったから、かねてから行ってみたいなって思ってた駅のホームのラーメン屋さん行ってみたのよ」
「おぉ立ち食い形式?」
「そうそう」
「もうパット見で古い感じでさ、店員さんも二人いるんだけどおばちゃん二人なのよ」
「昔ながらって感じでいいねぇ」
「券売機システムなんだけど5つぐらいしかメニューもないのね、券売機いる?みたいな」
「ねぎラーメン頼んだよ、500円」
「さすがお手頃」
「いいよね」
「俺さ家でインスタントラーメン作ったときわざわざ家の外出て食べるほど『ラーメン外派』の人だからさ美味くて美味くて」
「ラーメンの味とかじゃなくて外で食ったから美味いんだw」
「いやいやラーメン自体も美味しかったよw」
「中華そばって感じの味、ほんと昔ながらの期待を裏切らないいいお店よ」
「もっかい行きたい?」
「うんもっかい近いうちに行くね」
「つか雨降ってる日は高確率で行っちゃうかも」
「だいぶハマってんね」
「今時珍しいじゃん完全外で立ち食いなんて」
「完全外なんだ」
「そうそう、壁とかないから吹き抜け」
「カウンターがあるからそこで食べるのよ」
「そりゃもう中々ない体験だねぇ」
「つぎはもやしラーメンにしようかなぁ」
「すぐ全種類食べ終わりそうだな」