水分補給!ここで水分補給!
あっ!男子が変なこと考えてます!
「あ、あれします?」
「急に何ですか」
「〇〇といったらこれでしょゲーム」
「うん」
「なにそれ」
「なんかお題考えて、例えば赤い食べ物とか」
「で、赤い食べ物といえばこれでしょっていうのをせーのでいうゲームです」
「おっしゃやろかー!」
「ノリがよくて助かるわ」
「じゃあそのまま赤い食べ物にしよか」
「おっけぇ」
「もう決まったわ」
「おう早いね」
「じゃあ早速やろう」
「赤い食べ物といえば、せーのっ」
「トマト!」
「ケチャップ!」
「あー」
「えー」
「合わなかったね」
「えーと、なんていった?」
「ケチャップ?」
「うん」
「ケチャップって食べ物かなぁ」
「いや違うよ」
「は?」
「赤い食べ物だよお題」
「いやだけど、ケチャップかけたら、なんでも食べ物赤くなるじゃん」
「だからケチャップが赤い食べ物を作ってるじゃん」
「いやあれは調味料でしょ?」
「食べ物とはまた違うじゃんか、さっき自分でも認めてたし食べ物ではないって」
「完全に理論が破綻してますわ」
「破綻してんのはお前だw」
「もういいよ次のお題いこ」
「お題考えられる?」
「任せてください」
「よしたのむ」
「えーとじゃあ……」
「絶対に使いたくないエレベーターといえば、せーのっ!」
「……!ん?なんて言ったなんだなんだ」
「マジックミラーでできている!」
「なになになにこれ」
「大喜利みたいなお題きちゃったけど」
「合わなかったねぇ」
「合うわけありますか?」
「そんないい回答でもないし」
「え!マジックミラーですよ?嫌じゃない?」
「周りからは見えてるんだよ?」
「絶対使いたくないにしては弱い気がする」
「周りからは見られちゃうんだよ?」
「まぁねぇ、嫌だけどさぁ」
「てかお題ってそういうんじゃないじゃん」
「どういうのなの?」
「合わせられるやつにしてよ」
「〇〇なものといえばみたいな」
「はいはい、わかりました、そういうことね」
「わかった?じゃあよろしくお願いしますよ」
「はいよ!」
「お題は、周りから見られちゃうものといえば、せーのっ」
「「マジックミラー!」」
「合ったね!」
「合ったけどそういうゲームじゃねえんだよなぁ……」